リノベーション・DIYが人気ですが・・・

リノベーション・DIYが人気ですが・・・

最近テレビの影響なのか、築古賃貸マンションをリフォームまたはリノベーションにより、入居促進が盛んに行われていて大変人気です。
背景にはテレビの影響もさることながら、ホーマック、建デポ、ホダカなどの資材販売の店舗数の充実も拍車をかけており、ちょっとした事なら工務店や職人さんを頼む事無く、器用な方は資材を購入して、直してしまうマンションオーナーもいるくらいです。

また、リノベパーティーという言葉も出始めており、家族、友達等が、数人集まって、1室をリフォームをしてしまう事も現実に起きております。

一方、建物を構造体だけの「骨組み=スケルトン」の状態にした後に行う大幅なフルリノベーションも出始めております。鉄筋コンクリート造の賃貸マンションのフルリノベーションでは、コンクリートむき出しの状態まで解体してしまいます。こうする事により、間取りを大幅に変更することが可能で、キッチンや浴室といった水廻りの位置も変えることができてしまいます。内装が一新してしまいますので、築古な賃貸マンションでも、内部は新築のような住まいを実現する事が可能になります。

リフォームでは金額も10万、20万円の少額金額から、300万円を超えるフルリノベーションも出始めております。

室内環境を創る事は良い事ではありますが、なんでもかんでも、リノベーションが良いかと言うと、そうではないような気がします。

特にRCの建物は北面が結露がしやすいのが欠点でありますが、そのような事を重要視せず、表層だけ高額な壁紙を貼り分けて、視覚的に良く見せてしまっているのが多いのも現実です。
室内は結露だらけで、黒カビの発生、断熱や気密性が劣って、暖房をフル稼働させなければ、暖かくならない様な住宅性能の物件では、表面的リノベーションは本末転倒になってしまいます。
その逆も同様で、断熱、気密が良く、換気性能も良い室内環境を創っても、デザイン的に殺風景な室内では、入居者はそっぽを向いてしまいます。

室内の環境を良くする。
それは温熱環境を良くして、健康な空間を創る。

室内の住空間を良くする。
それは、内装材による視覚による空間を創る。

この両輪がうまくかみ合ってこそ、入居者に寄り添った賃貸物件だと思うのです。

上記のどちらが最優先にしなければならないかと言うと、『それは、温熱環境をよくして、健康な空間を創った上で、内装材による視覚による空間を創る。と言うのが最も良いかと思います。

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