日本では発注者の負担が軽減されることから、一括発注方式(一式請負)が選ばれることが一般的でありましたが、発注者の意識が変化している現在では、コストや発注プロセスの高い透明性、品質の確保などのメリットがあるCM方式に関心を持たれる方が増えています。
そのため、建設コンサルタントが発注者の依頼により、マンション・アパート修繕工事などのマネジメント業務などを果たすCM方式は、今後ニーズが高まっていくと考えられています。
■ ピュアCM方式
このプロジェクト実施方式では、発注者と工事業者の間で直接契約を結ぶため、発注者から見てコストの内容が把握しやすくなり、納得のいく工事が可能になります。直接契約であるため、工事業者と連絡を取りやすいといった利点があります。
設計や工事発注方式の検討、工程や品質の管理、コスト管理などは、豊富な知識を有しているコンストラクションマネージャー(以下、CMR)が、サポートしてくれますので、日本でもこのピュアCM方式の活用が注目されています。
■ CMアットリスク方式
基本的にはCMRが行う業務に変わりはありませんが、工期や最高限度額をCMRが保証してくれるのがCMアットリスク方式の特徴です。ピュアCM方式と比べ、発注者側は大規模修繕工事などにおけるリスクを軽減することができるため、CMRへ支払う報酬が割高になる傾向があるようで、普及はさほどされておりません。
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